国際頭痛学会が発表する国際頭痛分類第2版では、頭痛を3部に大別してぞれそれに種類を分け、現在では全部で14種類の頭痛があるとしています。
まず第1部は原因となる特定の疾患がない一次的頭痛として4種類があり、これには偏頭痛や緊張型頭痛などが含まれます。
次に第2部は原因となる疾患がある二次性頭痛でその疾患の種類により8種類あり、例えば頭頸部外傷や感染症また精神疾患などによって引き起こされる頭痛があります。
また第3部には部頭部神経痛、中枢性・一次性顔面痛及びその他の頭痛として2分類あります。
そこで、この国際頭痛分類による14種類の中でも日本人に最も多いタイプの頭痛は偏頭痛であり、その原因については未だ解明されていないものも多くあります。
もっとも、この偏頭痛は特定の疾患が原因となるものではない為、特に自覚症状がなく只単に頭が痛いという場合には偏頭痛だと思われる方も多くなっていますが、実はその裏に疾患が隠れている場合もあることから正確には分類を異にする頭痛である場合もあります。
例えば、三大疾患の1つである高血圧の場合では、いわゆる頭痛もこの疾患の症状の1つで、高血圧と診断されたからと言って必ずしも頭痛症状を伴うとは限りませんが、一般的に血圧が高くなれば頭痛が誘発されます。
その為、医師の診断を受けて高血圧であることが自覚されている場合では症状があればすぐに主治医に相談して対処すれば良いのですが、一方で高血圧の自覚症状のない方では只単に偏頭痛だと思い込み一般的な市販薬を服用してもあまり効果を感じない場合が多くなっています。
このことから、只単に偏頭痛であると思われる場合でもこれが長引く様であれば何かしらの原因となる疾患があることを疑う必要があります。